モダンの赤緑ポンザに血編み髪のエルフは必要なのか
2018年2月13日 Magic: The Gathering結論から書くと、必要ないと思います
まず前提として、血編みを活用するには
①続唱の当たりが多い構成になっている
②続唱の外れが少ないorない構成になっている
③攻めるデッキである
④ライブラリー操作出来る
の内、少なくとも3つの条件を満たしていること
①
要するに続唱の上振れがどれだけあるか
赤緑ポンザで、いつ捲れても嬉しいのは不屈の追跡者くらいで、血染めの月は血編みのキャストよりももっと早く出したいし、石の雨は連打してないと効果が薄い
そもそもパワーカードのマナ域は4〜6マナで、若干噛み合っていない
②
逆に、続唱の下振れをどこまで抑えているか
打ち消し呪文は無いので、続唱の最低限は基本的にマナクリか楽園の拡散なんだが、唯一、忌むべき者のかがり火だけが引っ掛かる
かがり火は赤緑ポンザの中では自由枠なんだが、5C人間のような横並び系アグロやマルドゥのようなトークン戦略に対抗するために、個人的には必須採用カード
かがり火が抜けない以上、続唱外れのリスクを取ってまで血編みを採用するかと言ったら、そこまでの価値はない
③
血編みが強い点は、序盤の動きを対処されても、4ターン目の3/2速攻+続唱で、テンポもアドバンテージも稼いでビートダウンを継続出来るところ
スタン時のポンザと違い、現代モダンの赤緑ポンザは基本的にビッグマナ戦略なんで、ぶっちゃけ3/2速攻はあまり役に立たない
赤緑ポンザの4マナ域に必要な役割は、6マナ域というか赤タイタンまでの繋ぎなんで、ライフゲインがあるベイロスやハントマスターや、除去耐性があるスラーンやカメコロの方が仕事する
もっと言うと、3/2速攻+石の雨や3/2速攻+マナ加速より、石の雨+マナ加速(ムウォンヴーリーの酸苔)が4マナの動きでは一番強い
④
ライブラリー操作が強ければ①②が多少弱い構成でも何とかカバー出来る。
(ミリーの悪知恵、森の知恵、残忍な剥ぎ取り、ブレスト、神ジェイスなど)
赤緑ポンザにそれがあるかっていうと、クルフィックスの狩猟者だけで、枚数積むカードでもないので、期待は出来ない
以上、赤緑ポンザに血編み髪のエルフが要らない理由でした
とまぁ、否定だけでは能がないので、血編みを活用した赤緑のデッキリストを叩き台として上げときます
グルールモンスター
Creatures 23
4 Arbor Elf
1 Birds of Paradise
4 Goblin Rabblemaster
3 Tireless Tracker
1 Courser of Kruphix
2 Huntmaster of the Fells
4 Bloodmite Elf
2 Obstinate Baloth
1 Thrun, the Last Troll
1 Stormbreath Dragon
Spells 16
4 Lightning Bolt
4 Utopia Sprawl
2 Abrade
4 Blood Moon
2 Chandra, Torch of Defiance
Lands 21
2 Stomping Ground
4 Wooded Foothills
2 Verdant Catacombs
3 Windswept Heath
1 Kessig Wolf Run
1 Mountain
8 Forest
2 Relic of Progenitus
1 Grafdigger’s Cage
1 Sorcerous Spyglass
1 Forked Bolt
2 Ancient Grudge
2 Anger of the Gods
3 Trinisphere
2 Kitchen Finks
1 Thragtusk
土地破壊を外して、妨害手段は月だけの純粋なビートダウンにシフト
続唱の当たり+攻めるデッキにするため、稲妻とラブルマスターを4枚採用
外れる目もあるが、除去兼薬瓶や罠橋割るための削剥採用
脳内で2分で構築しただけなんで全然アレだけど、新環境で試してみます
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